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2. スピーカーケーブルの端末処理

端末処理の種類

コネクタの例

スタジオR31で選んでいただける端末処理のコネクタは下記のとおりです。

  • バナナプラグ
    • 高品位バナナプラグ
    • 標準バナナプラグ(ロジウム/金メッキ、スタジオR31オリジナル)
    • フルテック製ハイエンドコネクタ(ロジウム/金メッキ)
  • ラグ
    • 4mm/6mm/8mmYラグ(ロジウム/金メッキ、スタジオR31オリジナル)
    • ピンタイプラグ(ロジウム/金メッキ、スタジオR31オリジナル)
    • フルテック製Yラグ(ロジウムメッキ/金メッキ)

ラグのサイズやバナナプラグが対応しているかよくわからない方、自信のない方は無料のサンプル(ラグのサンプルとスピーカー端子がバナナプラグ対応か確認できるツール)をご用意しています。お気軽にお申し込みください。

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端末処理の選定を誤ると使用できない場合があるので注意が必要です。

ロジウムメッキと金メッキ

ロジウムメッキと金メッキ

端末処理に使うコネクターの表面処理はロジウムメッキと金メッキが主流です。オーディオ趣味としては長らく金メッキ処理が主流でしたが、近年ではロジウムメッキ処理が注目され人気を二分しています。

    • ロジウムメッキの特徴
      • ハイスピード感、硬質な音質
      • 効果が比較的強く出る傾向がある
      • 高価
    • 金メッキの特徴
      • ナチュラルに近い音質、暖色
      • 効果が緩やかで使いやすい
      • リーズナブル

ロジウムメッキと金メッキをミックスして使うのも有効です。この場合、2つの特徴が合わさると言うよりもロジウムメッキの特徴が弱まる感じになります。

どちらか迷った時は金メッキをおすすめします。

バナナプラグ

以前のバナナプラグは品質が悪く敬遠するファンが多かったのですが、最近では信頼性が格段に上がり、対応する機器が多いこともあり、今もっとも支持されているコネクタです。

バナナプラグの例

4mmの穴が開いたスピーカーポストに差し込み、プラグに仕込まれた板バネの復元力によって接続を保持するシンプルな構造。極性(+-)を間違わなければ、手探りでも確実な接続が可能です。

スタジオR31でご用意しているバナナプラグ

バナナプラグ

高品位バナナプラグ

スタジオR31が誇るフランス製研究機関向けプロ用バナナプラグです。

接触抵抗は0.8mΩ以下、許容電流は32Aと他に類を見ないコンタクト性能です。本体の材質は真鍮、スプリングはベリリウム銅、ニッケルメッキ仕上げです。

オーディオ用と販売されているバナナプラグよりも信頼性が高く、高品位です。

標準バナナプラグ(スタジオR31オリジナル)

リーズナブルな価格でありながら、優れた電気的特性を得ています。プラグ本体の材質は真鍮、スプリングはベリリウム銅。ロジウムメッキ、金メッキから選択可能です。

バナナプラグを選ばれるお客様の多くは、この標準バナナプラグを選択しています。

フルテック製バナナプラグ

フルテック製ハイエンドクラスのバナナプラグです。後部のノブを締め付けることでプラグを固定します。一般的なバナナプラグと異なるロック構造により、優れたコンタクト性能を発揮します。表面処理はそれぞれロジウムメッキ、金メッキより選択するこ とで音のチューニングが可能です。

ゾノトーン6NSP-Granster 7700α、5500 スピーカーケーブルの「with FURUTECHシリーズ」に採用しています。

wiht FURUTECHシリーズ ラインアップ

なお、ケーブルを軽く揺すって動かない程度に締め付けることで、十分な導通が確保できます。過度な締め付けは破損、変形の原因になります。ご注意ください。

ラグ

ラグの例

ラグは大きく分けて、先端がY字型になったYラグ(スペードラグともよばれています)と、細い棒形になったピンタイプラグに分かれます。スピーカーターミナルを締め付ることで確実な接続ができ、音質的にも優れているとされています。

スタジオR31でご用意しているラグ

ラグ

Yラグ(スタジオR31オリジナル)

高純度銅OFC(無酸素銅、99.99%以上)を使用した高品質なラグです。ロジウムメッキ、金メッキ仕上げをご用意。

専用工具を使って圧着接続をおこいない、芯線露出部には酸化防止の目的で少量のハンダで仕上げています。

Yラグ対応のスピーカーターミナルに使用します。サイズは8mm、6mm、4mmをご用意していますが、使用できるサイズを選ぶことが重要です。

ピンタイプラグ(スタジオR31オリジナル)

Yラグと同じく高純度銅OFC製、ロジウムメッキ、金メッキ仕上げをご用意。

専用工具を使って圧着接続をおこいない、芯線露出部には酸化防止の目的で少量のハンダで仕上げています。

剥いた電線を刺すスピーカーポストの穴に差し込みツマミを締め付けて接続するので、ほとんどのオーディオ機器に対応することが出来ます(特殊コネクターを使用する機器は除きます)。また、コンパクトオーディオや海外製機器に採用されているプッシュ式スピーカーターミナルにも接続できます。

Yラグやバナナプラグが使用できない旧式のオーディオ機器でも使用可能で汎用性の高いコネクタです。

銅製ですのでターミナルの形状にあわせて、曲げや切断などの加工が比較的簡単にできます。

プッシュ式ターミナル

フルテック製Yラグ

フルテック製ハイエンドクラスのYラグです。純銅パイプから成形した高伝導、高剛性が特徴。表面処理はそれぞれロジウムメッキ、金メッキ仕上げより選択するこ とで音のチューニングが可能です。

Yラグ対応のスピーカーターミナルに使用し、接続部の内径は8.1mmになります。

ゾノトーン6NSP-Granster 7700α、5500α スピーカーケーブルの「with FURUTECHシリーズ」に採用しています。

wiht FURUTECHシリーズ ラインアップ

おすすめの端末処理はバナナプラグ

バナナプラグと比較して、Yラグとピンタイプラグは音質、電気特性共に有利と言われていますが、スタジオR31が取り扱うバナナプラグによる音質劣化はありません。

最近のオーディオ機器のほとんどはバナナプラグ対応ですので、バナナプラグ付スピーカーケーブルを選んでおけば、機器を変更した場合でも引き続き同じケーブルが使える可能性が高くなります。

また、AVアンプなどスピーカー端子が密集する機器では接続ミスを防いでメンテナンス性も向上します。

スタジオR31ではオーディオ機器が対応していればバナナプラグをおすすめします。

AVアンプ使用例

端末処理のコネクタ選びは慎重に!間違えると、使用できないかもしれません。不安な方は無料サンプルで確認しましょう。また、オーディオ機器の取扱説明書に対応コネクタが書かれている場合もあります。
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金か、ロジウムか。
金か、ロジウムか。
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